常陸大宮市議会


       
2014年第3定例会

 
第3回定例議会は、9月2日(火)開会
 第3回定例議会(9月議会)は9月2日(火)に開会されます。8月27日に第3回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会5人(新人は1人だけ)が質問の申し出をしました。質問順番は、9月2日開会日の昼休みにくじで決められます。
 第3回定例議会の日程は下記のとおりです。
 9月 2日(火) 10時開会 本会議 開会、議案説明
    5日(金) 10時開会 本会議 議案質疑、決算特別委員会設置、委員会付託
    8日(月) 9時開会 総務常任委員会
    9日(火) 9時開会 文教福祉常任委員会
   10日(水) 9時開会 経済建設常任委員会
   11日(木) 9時開会 決算特別委員会
   12日(金) 9時開会 決算特別委員会
   16日(火) 9時開会 決算特別委員会
   17日(水) 9時開会 決算特別委員会
   18日(木) 10時開会 一般質問 5人
   24日(水) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 
新議長と新議会運営委員長に、議会運営等で申入れ
 日本共産党の金子卓議員は8月27日、新議長と新議会運営委員長に対し、議会運営等について7項目の申入れをしました。
 1、会派制を採用すること。
 2、一般質問の時間制限はしないこと。当面、質問時間は質問者の持ち時間制として議員の質問時間を保障すること。
 3、常任委員会・議会運営委員会の会議開催は、委員外議員にもその日程を知らせること。
 4、費用弁償を廃止すること。
 5、請願・陳情は県議会と同様に記名押印だけでなく署名も可とすること。
 6、機関意思決定議案の提出要件が団体意思決定決定議案より重くなっている逆転状況を是正すること。
 7、議会広報に議案ごとの各議員の賛否の一覧表を掲載すること。

 
一般質問議員は5人、18日(木)の1日だけ
  
 低調な一般質問、新人議員は1人だけ。5日の議案質疑は金子議員だけ
 新しい議員による初めての定例議会である第3回定例議会(9月議会)は9月3日に開会され、昨年度の決算、条例改正、補正予算の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は5日の本会議で総括的な質疑を受けた後、8日(月曜日、総務)・9日(火曜日、文教福祉)・10日(水曜日、経済建設)の各常任委員会で担当する議案を審議します(午前9時開会)。
 他の常任委員会に付託される議案については5日の本会議で質疑をすることができることになっていますが、今回質疑の通告をしたのは金子議員だけでした。これまでになかったことです。
 昨年度の決算については、5日に市長・教育長に対する質疑(決算特別委員会には市長・教育長は出席しない)をおこなった後、決算審査特別委員会を設置し、議長と監査委員の議員を除く全議員で11日(木)・12日(金)・16日(火)・17日(水)に審査します(午前9時開会)。
 今議会には、「常陸大宮市制施行記念日を定める条例」や「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例」「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」など来年度から実施が予定される子ども・子育て支援制度(新制度)の実施に向けた条例など9つの条例案が提案されました。
 請願・陳情は、「教育予算の拡充を求める請願」(提出者:茨城県教職員組合 吉田豊ほか183人、紹介議員:田沢祐男議員…9日の文教福祉常任委員会で審査)、「常陸大宮市小学校・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願(提出者:切石トシコほか1795人、紹介議員:・金子卓議員…9日の文教福祉常任委員会で審査)、「特定秘密保護法廃止の意見書提出を求める陳情」(提出者:木村勞ほか581人…8日の総務常任委員会で審査)が提出されました。
 今議会は5人が一般質問をおこないます。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。傍聴をお待ちしています。開会は午前10時です。
 18日(木) 1番目は川上博議員(御前山)、2番目は大貫道夫議員(大宮)、3番目は小原明彦議員(公明、大宮)、4番目は金子卓議員(共産、大宮)、5番目は吉川美保議員(公明、大宮)です。
 
  
■日本共産党・金子卓議員の質問内容 <一質問全文と答弁概要>
1、自然災害対策について
(1)土砂災害対策(市内には土砂災害危険箇所が651箇所あります。この地域の災害対策を質問します)
(2)久慈川の洪水対策(久慈川は辰口橋下流の直轄河川重要水防箇所だけでも34箇所が指定されています。それらの地域の災害対策と計画されている堤防整備計画の進捗           状況と今後の予定を質問します)
(3)平山橋の整備(車両も通行できるようになりましたが、市負担での改修工事の状況、県負担での改修等について質問します)
2、子どもの医療費について
(1)市の小児医療福祉制度(10月から県制度の拡充により当市も中学生の入院もマル福制度の対象となりましたが、県内他市町村の制度と比較して当市の制度の問題点を質問します)
(2)中学生の外来医療費助成(多くの県内市町村のように、中学生の外来医療費も対象とするよう強く求め質問をします)
3、道の駅整備事業について
(1)「道の駅」整備事業の総事業費(道の駅整備事業の総事業費を明確にし、事業費縮減のための方策を質問します)
(2)管理運営主体となる「第3セクター」(道の駅管理運営法人準備会の詳細と今後のスケジュール、駅長の選考についての詳細とスケジュール、現在進めている事業収支計画策定業務の詳細と策定経過等を質問します)
4、霞ヶ浦導水事業と水道事業について
(1)国土交通省の事業再開への見解(霞ヶ浦導水事業の工事再開への見解、導水事業の問題点を指摘し見解を質問します)
(2)県中央広域水道用水供給事業の契約水量と市の水運用基本計画(霞ヶ浦導水事業再開により中央広域水道関係市町村の契約水量を現在の一日最大7万8千立米から24万立米に拡大することになります。当市の上水道も現在の2千立米から8千200立米にとするよう求められます。すでに市の計画はそれを前提にしていますが、市の大事な自己水源をなくしてしまう計画の見直しと県の契約水量押し付けの中止を求め質問します)
5、御前山総合支所について
(1)総合支所の移転計画(移転計画の地域住民への周知の有無等を質問します)
(2)総合支所の存続(洪水対策としての現在地建設など大事な総合支所をどう認識しているかなどを質問、総合支所建物を耐震補強し存続することを強く求めます)

 
秘密保護法廃止の意見書提出を求める陳情
 小中学校教室にエアコン設置を求める請願
    2つの請願・陳情は継続審査に

 9月2日に開会された第3回定例議会は5日に本会議を開き、提出議案に対する総括的な質疑をおこなった後、それぞれの担当常任委員会、決算審査特別委員会に付託されました。
 ただ一人総括的質疑をおこなった金子議員は、昨年度一般会計決算について市長に「平成25年度決算の概要についての5頁で、市長は予算に計上した事業は、全般的にほぼ執行できており、住民福祉の向上に、直接あるいは間接的に寄与できたものと確信するところでありますとのべた。しかし、監査委員の決算審査等講評では、差し引き収支は12億5726万9千円である。ここから翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は11億2766万8千円となり、前年度と比較すると10、8%、1億1千万9千円の増加であると言っているように、前年度と同様、今年度も10億円という多額の予算を使い残している。この理由を聞きたい。合わせて、決算資料の中の主な不用額一覧の数字との関係を聞きたい。また、財政調整基金決算年度現在高も、これまで20億円台で続いていたが、24年度末現在高が39億3400万円、25年度末現在高では44億4500万円余になっている。市債管理基金が、この間3億円から4億円だったが、25年度は突然9億9500万円余を積み立て、14億2200万円余に急増した。今まで財政調整基金に積み立てていたのを25年度、市債管理基金に積み替えた理由を聞きたい」と質問しました。(答弁は後日報告します)
 決算審査特別委員会は委員長に武石議員、副委員長に田沢議員が選出され、11日、12日、16日、17日の4日間にわたり審査されます(いづれも午前9時開会)。
 8日の総務常任委員会で審査された「特定秘密保護法の廃止の意見書提出を求める陳情」は継続審査となりました。
 9日の文教福祉常任委員会で審査された「小学校・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願」は、当日128人分の署名が追加提出されました。金子議員が採択するよう主張しましたが、不採択、継続審査等の意見も出され、結果的に継続審査となりました。また、「教育予算の拡充を求める請願」は全会一致で採択されました。

 
第3回定例議会が24日に閉会
 9月2日に開会された第3回定例議会は最終日の24日、各常任委員会に付託された条例改正案と補正予算案、請願・陳情の審査結果、また決算審査特別委員会に付託された決算認定の審査(9月11日、12、16、17日の4日間審査)結果が本会議で報告され、採決し閉会しました。1,796人の署名を添えて提出された(後日128人分を追加)「小学校・中学校の全教室にエアコン設置を求める請願」と582人の署名を添えた「特定秘密保護法の廃止の廃止の意見書提出を求める陳情」は担当委員会で結論を出さず閉会中の継続審査となりました。「教育予算の拡充を求める請願」は全会一致で採択され、内閣総理大臣などに意見書が提出されます。また、最終日には経済建設常任委員会から「平成26年度産米の大幅な価格下落に対する緊急対策を求める意見書」が提案され、全会一致で議決、関係行政庁に提出されることになりました。

 
一般会計ほかの決算認定、市長提案議案の採決結果
 決算認定で日本共産党の金子卓議員は、平成25年度の一般会計、国民健康保険特別会計(事業勘定)、介護保険特別会計、戸別浄化槽整備特別会計、後期高齢者医療特別会計、上水道事業会計に反対しました。
 市長提案議案のうち金子議員は、「常陸大宮市一般職の任期付職員の採用等に関する条例」に反対しました。この制度の導入は不安定な職種をふやすことにつながり、雇用不安をなくしてほしい、非正規労働者を正規労働者へという社会の要請に背くものであり、何よりも、継続性と安定性が求められる公務労働のあり方としても、このような有期雇用制を認めることは問題です。
 また、来年度から実施が予定される子ども・子育て支援新制度は、公的保育を崩し、企業参入を促すものです。この新新制度に関連する、「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例」「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例」「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」に反対しました。来年4月から軽自動車や原付・オートバイなどにかかる軽自動車税が大幅に引き上げられる「税条例の一部を改正する条例」に反対しました。



       
2014年第2定例会

 第2回定例議会(6月議会)は6月3日(火)に開会されます。5月28日に議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会10人が質問の申し出をしました。質問順番は、6月3日の昼休みにくじで決められます。今議会には請願5件が提出されました。
 第2回定例議会の日程は下記のとおりです。
 6月 3日(火) 10時開会 本会議 開会、議案説明、一部質疑・討論・採決
     6日(金) 10時開会 本会議 議案質疑
     9日(月) 9時開会 経済建設常任委員会
    10日(火) 9時開会 総務常任委員会
    11日(水) 9時開会 文教福祉常任委員会
    12日(木) 10時開会 一般質問 5人
    13日(金) 10時開会 一般質問 5人
    17日(火) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第2回定例議会(6月議会)は6月3日に開会され、条例改正、補正予算等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は6日の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託され審査されます。
 当日は、高規格救急自動車の購入(契約金額 3423万6千円、茨城トヨタ自動車株式会社)、大宮中学校校舎耐震補強・大規模改造工事(契約金額 7億524万円、鈴縫・進栄特定建設工事共同企業体)、大宮中学校屋内運動場耐震補強・大規模改造工事(契約金額 2億9268万円、鈴縫・進栄特定建設工事共同企業体)、緒川中学校校舎耐震補強・大規模改造工事(契約金額 5億8914万円、株木・片岡組特定建設工事共同企業体)、木質バイオマスチップボイラー設置工事の変更契約(変更契約金額 509万4千円で変更後の契約金額 1億8338万4千円、ヤマト・神永特定建設工事共同企業体)等の契約議案が出され議決されました。
 昨年の12月議会に新日本婦人の会常陸大宮支部から提出された「要支援者を介護予防給付から外すことに反対の陳情」、今年の3月議会に茨城県社会福祉保障推進協議会から提出された「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願」を「不採択とすべきもの」との文教福祉常任委員長から報告がありました。
 堀江議員が日本共産党議員団を代表して「介護保険の大改悪だ。採択して意見書を政府に提出すべき」と賛成する討論をおこないました。採決の結果、採択することに賛成したのは堀江・金子両議員だけでした。
 今議会には、道路改良等の請願4件と「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書」の採択に関する請願が提出され、9日の経済建設常任委員会で審査されます。
 今議会の一般質問は9人です。質問の申し出をしていたのは10人でしたが、公明党の吉川議員は質問申し出を取り下げました。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。
 開会は午前10時です。
 12日(木) 1番目は野上台一議員(一問一答、大宮)、2番目は内田勝廣議員(一問一答、緒川)、3番目は仲田        好一議員(一問一答、大宮)、4番目は柏宏明議員(一問一答、大宮)、4番目は小森敬太郎議員(一        問一答、山方)です。
 13日(金) 1番目は大貫道夫議員(一問一答、大宮)、2番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)、3番目は金子        卓議員(一問一答、大宮)、4番目は木村久美子議員(一問一答、山方)です。

  ❍ 日本共産党・金子議員の質問内容
1、財政運営について
(1)交付税の算定見直しの影響規模 (2)財政運営、市民要求と財源
2、道の駅整備事業について
(1)実施計画に記載された事業費との乖離の問題 (2)執行部が考える「道の駅」の成 功・失敗 (3)管理運営、事業収支計画 (4)基本設計、実施設計
3、水道事業について
(1)水運用基本計画 (2)当市の水源と県水受水、節水と雨水利用
4、諸課題について
(1)R118(旧大宮と山方境)の通学路の安全確保
(2)R118からの鷹巣原団地への進入路の改善
(3)シルバーリハビリ体操指導者の養成計画
(4)合併浄化槽設置補助金の申請受付方法
(5)市民への市情報の提供、市民提案制度

 6月3日に開会された第2回定例議会(6月議会)は17日に閉会しました。最終日には、各常任委員会での審査結果が報告され、採決されました。
 今議会の補正予算には、「社会保障・税番号制度」導入に関する予算が含まれ、2016年1月開始に向けて「基幹業務系システム改修委託料」の経費が計上されました。
 国民一人一人に番号をつけ、税や社会保障などの個人情報を一元的に管理する「共通番号(マイナンバー)制」関連法案は昨年5月24日に参議院本会議で自民・公明・民主・みんな・維新などの賛成多数で可決、成立したものです。日本共産党・社民、生活などは反対しました。
 この制度が実行されれば、個人のプライバシー情報が容易に照合、集積され、プライバシー侵害などが常態化する恐れがあります。この制度の利用範囲は当初、社会保障と税、災害対策の3分野ですが、3年後をめどに民間も含めて利用範囲の拡大が検討されています。
 共通番号制によって、アメリカではなりすまし犯罪が横行し、イギリスでは同制度を廃止したそうです。ネット犯罪の危険が強いもとで、一つの公開された番号を生涯使うというのは時代錯誤と言われています。
 この補正予算には、金子議員が反対討論をおこないました。反対したのは日本共産党の金子・堀江両議員だけでした。
 請願では、日本労働組合総連合茨城県連合会から提出された「労働者保護ルールの現行制度の維持・改善を求める意見書の採択に関する請願」が経済建設常任委員会で不採択となったとの報告に対し、堀江議員は「この請願は労働者保護ルールの改悪をさせず、労働者の働く環境の向上を願ったものであり採択すべきである」と賛成討論をおこないました。
 この請願に賛成したのは、金子・堀江両議員など5人の議員だけでした。
 今議会には提出された「姥賀地内市道1969号線、6962号線、6963号線の道路拡張および舗装に関する請願」「市道3054号線および市道3057号線の改良工事に関する請願」「市道5021号線舗装化に関する請願」「雨水排水設置に関する請願」はいずれも全会一致で採択されました。


      2014年第1定例会


第1回定例議会(3月予算議会)はじまる

 第1回定例議会(3月予算議会)は2月27日(木)に開会されます。2月21日に議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会11人が質問の申し出をしました。質問順番は、27日の昼休みにくじで決められます。今議会には請願2件、陳情1件が提出されました。
 第1回定例議会の日程は下記のとおりです。
 2月27日(木) 10時開会 本会議 開会、議案説明
 3月 4日(火) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
    5日(水) 9時開会 総務常任委員会
    6日(木) 9時開会 文教福祉常任委員会
    7日(金) 9時開会 経済建設常任委員会
   10日(月) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
   11日(火) 9時開会 予算審査特別委員会
   13日(木) 9時開会 予算審査特別委員会
   14日(金) 9時開会 予算審査特別委員会
   17日(月) 9時開会 予算審査特別委員会
   18日(火) 10時開会 一般質問 6人
   19日(水) 10時開会 一般質問 5人
   24日(月) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

※ 継続審査となっている「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」は、3月5日(水)の総務常任委員会で審査されま  す。
※ 1,674筆の署名を添えて提出された「中学校卒業までの医療費無料化を求める請願」(紹介議員:堀江鶴治・金子卓両議員)は、3月6日(木)の文教福祉常任委員会で審査されます。

一般質問は、18日(火)と19日(水)の2日間
  金子議員の質問は19日の2番目、堀江議員は3番目です
 第1回定例議会(3月議会)は2月27日に開会され、条例改正、補正予算、新年度予算の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は4日の本会議で総括的な質疑を受けた後、5日・6日・7日の各常任委員会、11日・13日・14日・17日の予算審査特別委員会で審査されます(午前9時開会)。
 今議会には、「要支援者を介護予防給付から切り離すことに反対の請願書」(提出:茨城県社会福祉保障推進協議会、紹介議員:金子卓・堀江鶴治)、「中学校卒業までの医療費無料化を求める請願書」(提出:新日本婦人の会、紹介議員:堀江鶴治・金子卓)、「介護職員の処遇改善を求める陳情書」が提出されました。
 今議会は11人が一般質問をおこないます。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。傍聴をお待ちしています。開会は午前10時です。
 18日(火) 1番目は木村久美子議員(一問一答、山方)、2番目は吉川美保議員 (一問一答、大宮)、3番目は秋山信夫議員(一問一答、大宮)、4番目は柏宏明議員(一問一答、大宮)、5番目は野上台一議員(一問一答、大宮)、6番目は大貫道夫議員(一問一答、大宮)です。
 19日(水) 1番目は田沢祐男議員(一問一答、美和)、2番目は金子卓議員(一問一答、大宮)、3番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)、4番目は仲田好一議員(一問一答、大宮)、5番目は内田勝廣議員(一問一答、緒川)です。

❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容
1、東海第2原発の再稼動問題について
(1)日本原電の安全審査申請 (2)原発過酷事故に対する避難計画
2、道の駅整備事業について
(1)道の駅整備事業と地域農業振興 ①市内農産物直売所等の参加農家数と周年出荷農家数、売上高 ②6次産業化プロジェクトチームでの到達 ③「道の駅」を活用しての農業振興の数値目標と実践
(2)管理運営計画 (3)基本設計、整備事業全体の工程表
3、健康づくりについて
(1)緒川地域の特定健診受診率向上施策の検証、特定健診結果説明会
(2)がん検診 ①がん検診の受診率と国保加入者の受診率 ②受診率目標達成の対策
4、教育環境について
(1)小中学生の熱中症対策 (2)小中学校教室の冷房化 ①県内自治体の普通教室空調設置状況 ②普通教室の計画的な空調設置

第1回定例会閉会
 第1回定例議会は、2月27日から3月24日まで開かれました。予算審査特別委員会で審査された新年度予算案に対し、日本共産党市議団は、一般会計予算、国保特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、戸別浄化槽特別会計、簡易水道特別会計、上水道事業会計に反対しました。
 提案された条例では、美和中と緒川中統廃合の「市立学校設置の一部を改正する条例」に反対しました。
 請願・陳情では、傍聴者が見守る中、1,659人の署名を添えてこの3月議会に提出され審査した文教福祉常任委員会で「採択」「趣旨採択」同数となり委員長判断で「趣旨採択」となった「中学校までの医療費無料化を求める請願書」(紹介議員:堀江・金子両議員)は、本会議で賛成多数で趣旨採択となってしまいました。採決に先立ち堀江鶴治議員は、日本共産党市議団を代表して「採択すること」に賛成する討論をおこないました。
 2年前の6月議会に1,066人の署名を添えて提出され継続審査となっていた「東海第2原発の再稼動を認めない意見書提出を求める陳情書」は、賛成多数で意見書を提出しない「趣旨採択」となってしまいました。
 採決に先立ち金子卓議員は、日本共産党市議団を代表して「採択すること」に賛成する討論をおこないました。陳情を「不採択」とすることの討論をおこなったのは仲田好一議員と小森敏夫議員でした。「趣旨採択とすること」に賛成する討論は大貫道夫議員がおこないました。
 日本共産党の金子卓議員が提出者、堀江鶴治議員、淀川茂樹議員、野上台一議員が賛成者となり議員提案された「東海第2原発の再稼動を認めない意見書」(内閣総理大臣・経済産業大臣・県知事あてに提出)は採決の結果、金子議員、堀江議員、淀川議員、野上議員に加えて大貫議員の5人が賛成しましたが、賛成少数で否決されてしまいました。



        
2013年第4定例会

 第4回定例議会(12月議会)は12月3日(火)に開会されました。11月27日に第4回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会11人が質問の申し出をしました。質問順番は、12月3日開会日の昼休みにくじで決められました。
 第4回定例議会の日程は下記のとおりです。
 12月3日(火) 10時開会 本会議 開会、議案説明
    6日(金) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
    9日(月)  9時開会 総務常任委員会
   10日(火)  9時開会 文教福祉常任委員会
   11日(水)  9時開会 経済建設常任委員会
   12日(木) 10時開会 一般質問 6人
   13日(金) 10時開会 一般質問 5人
   17日(火) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第4回定例議会(12月議会)は12月3日に開会され、条例改正、補正予算等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は6日の本会議で総括的な質疑を受けた後、9日・10日・11日の各常任委員会で審査されます。
 また当日は、任期満了による人権擁護委員1人:鈴木泰全氏(山方、再任)の推薦、政治倫理審査会委員6人:政治倫理等の審査に関し専門的知識を有する者3人…高橋大輔(水戸市)・後藤直樹氏(常陸太田市、再任)・岡崎怜子氏(上小瀬、再任)、市民からの公募3人…大森長七郎(上小瀬)・平野啓太郎(上町)・小室純氏(岩崎)の委嘱に同意しました。なお、公募には5人が応募し、抽選で3人が選ばれました。
 今議会には、「国に対し消費税増税中止を求める意見書提出を求める請願書(提出:新日本婦人の会、紹介議員:金子卓・堀江鶴治)…9日(月)の総務常任委員会で審査、「要支援者を介護給付から外すことに反対の陳情」(提出:新日本婦人の会)…10日(火)の文教福祉常任委員会で審査、「岩崎地内市道拡幅改良に関する請願」(提出:岩崎区長ほか23名、紹介議員:金子卓)、「根本地内市道拡幅改良に関する請願」(提出:根本区長ほか8名、紹介議員:秋山信夫)、「簡易水道料金の引き上げに反対する請願書」(提出:新日本婦人の会、紹介議員:堀江鶴治・金子卓)…以上3件は11日(水)経済建設常任委員会で審査 の請願4件、陳情1件が提出されました。
 各常任委員会とも午前9時開会です。
 一般質問は、12日(木)と13日(金)の2日間おこなわれます。金子議員の質問は13日の1番目、堀江議員は4番目です

  
日本共産党・金子卓議員の質問内容(質問全文と答弁概要
1、福祉施策について
(1)生活保護費基準引き下げに伴う影響と対策
(2)家族介護慰労金 (3)子どもの医療費 (4)福祉タクシー
2、道の駅整備事業について
(1)基本計画 ①総事業費 ②地域農業の振興 (2)造成用土の仮置き (3)整備事業全体の工程表
3、特定健診について
(1)特定健診の受診 ①受診状況 ②緒川地域の受診率向上施策の検証(H20年度暫定41.6%→H23年度暫定61.7%へ20%増) (2)特定健診一部負担金
4、いのしし被害対策について
(1)被害状況と捕獲状況(捕獲方法別) (2)被害防止対策事業補助金 (3)わな猟免許取得講習 (4)捕獲・処分への助成

  
日本共産党・堀江鶴治議員の質問内容
1、道路の改修・整備について
(1)那賀・下小瀬地区の洪水発生地区の道路改良 ①今秋の台風等に伴う被害の実態の把握と被害者への対応策 ②洪水防止対策の今後の方針 ③那賀・下小瀬地区の洪水発生地区の道路改修終了時期の見通し (2)市道「彦沢線」の道路改修 ①市道入口部分(県道との境)の工事 ②黒丸入口部分の改修工事
2、道路・河川災害復旧の対応策について
(1)今秋の台風等による被害実態の把握と議会への報告 (2)平成25年における災害復旧の進捗状況と今後の見通し (3)千田地区における災害復旧工事の遅延
3、簡易水道事業の今後の方針について
(1)どのような見直しか (2)簡易水道を廃止し上水道にいつ統合するのか、その理由(3)簡易水道料金引き上げの理由 (4)住民になっとくできる説明はされたのか  (4)今回の料金値上げは延期すべき
4、教育振興について
(1)美和小における学童保育 (2)小中学校教室の冷房設備設置
5、特定秘密保護法案について
(1)特定秘密保護法案

 12月3日に開会された第4回定例議会(12月議会)は17日に閉会しました。最終日には各常任委員会委員長から条例改正、補正予算、請願・陳情の審査結果の報告があり全議員で採決しました。日本共産党市議団の金子・堀江両議員は、消費税増税を前提に市の公の施設の使用料等を引き上げる「消費税及び地方消費税の税率の改定に伴う関係条例の整備に関する条例」と温泉・温浴施設、上水道、公共下水道の各条例、また、消費税の税率改定と合わせて簡易水道の基本料金と使用料金を上水道と料金統一を図り、その差額分の2分の1を来年4月から引き上げる条例に反対しました。反対は共産党議員だけでした。
 補正予算では、日本共産党市議団は市職員の給与引き下げを含んでいる一般会計ほか各特別会計に反対しました。
 請願・陳情では、「国に対し消費税増税中止を求める意見書提出を求める請願書」(提出:新日本婦人の会、紹介議員:金子卓・堀江鶴治)、「簡易水道料金の引き上げに反対する請願書」(提出:新日本婦人の会、紹介議員:堀江鶴治・金子卓)を採択することに賛成したのは金子議員と堀江議員のみで、賛成少数で不採択となってしまいました。
 「岩崎地内市道2-21号線、1013号線、1007号線拡幅改良に関する請願書」(提出:岩崎区長ほか、紹介議員:金子卓)と「根本地内市道2375号線拡幅改良に関する請願書」(提出:根本区長ほか、紹介議員:秋山信夫)の2つの請願書は全会一致で採択されました。
 また、前議会で継続審査となっていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」と「要支援者を介護予防給付から外すことに反対の陳情」(提出:新日本婦人の会)は継続審査となりました。



        
2013年第3定例会

 第3回定例議会(9月議会)は9月2日(火)に開会されます。8月27日に第3回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会8人が質問の申し出をしました。質問順番は、9月2日開会日の昼休みにくじで決められます。
 第3回定例議会の日程は下記のとおりです。
 9月 2日(月) 10時開会 本会議 開会、議案説明
    5日(木) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
    6日(金) 9時開会 総務常任委員会
    9日(月) 9時開会 文教福祉常任委員会
   10日(火) 9時開会 経済建設常任委員会
   11日(水) 9時開会 決算特別委員会
   12日(木) 9時開会 決算特別委員会
   13日(金) 9時開会 決算特別委員会
   17日(火) 9時開会 決算特別委員会
   19日(木) 10時開会 一般質問 4人
   20日(金) 10時開会 一般質問 4人
   24日(火) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第3回定例議会(9月議会)は9月2日に開会され、昨年度決算認定、条例改正、補正予算等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は5日の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託され審査されます。
 昨年度の決算審査は決算特別委員会を設置し、9月11日(水)、12日(木)、13日(金)、17日(火)の4日間審査がおこなわれます。いずれの日も9時開会です。
 今議会には、「塩原地内市道1648号線の舗装に関する請願書」(塩原・久下沼正男ほか24人、紹介議員:柏宏明議員)、「教育予算の拡充を求める請願」(茨城県教職員組合 高野冨二男ほか192名、紹介議員:大貫道夫議員)が提出され、担当委員会に付託されました。

 一般質問は、19日(木)と20日(金)の2日間おこなわれ、 金子議員の質問は19日の1番目です
 今議会は8人が質問します。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。傍聴をお待ちしています。 開会は午前10時です。
 19日(木) 1番目は金子卓議員(一問一答、大宮)、2番目は吉川議員(一問一答、大宮)、3番目は柏宏明議員(一問一答、大宮)、4番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)です。
 20日(金) 1番目は木村久美子議員(一問一答、山方)、2番目は内田勝廣議員(一問一答、緒川)、3番目は大貫道夫議員(一問一答、大宮)、4番目は野上台一議員(一問一答、大宮)です。
 
  ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容
1、道の駅整備事業について
(1)アンケート調査結果 (2)基本計画7章、親水空間計画 (3)基本計画8章、管理 運営計画 (4)基本計画の周知と意見募集 (5)「道の駅」のシンボル
2、災害対策について
(1)地域防災計画・原子力災害対策の避難計画具体化 (2)土砂災害ハザードマップ(3)洪水ハザードマップ(久慈川の築堤)
3、公共交通について
(1)公共交通の利用実態 (2)地域公共交通連携計画の見直し
4、国民健康保険について
(1)短期証明書・資格証明書の発行 (2)国民健康保険税の減免 (3)徴収推進室



        
2013年第2定例会

 第2回定例議会(6月議会)は6月4日に開会され、条例改正、一般会計ほか補正予算、市道路線の廃止・変更等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は7日(金)の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託、審議されます。
 任期満了となった固定資産評価審査委員会委員に新たに佐野綾子氏(富岡)、人権擁護委員に木村幸吉氏(再任・舟生)、諸澤好一郎氏(野口平)が選ばれました。
 昨年の12月議会に提出され、先の3月議会でも継続審査となっていた「安全・安心社会を実現するため公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情書」(全労働省労働組合茨城支部常陸大宮職安分会提出)は「不採択とすべきもの」と決したと総務常任委員長から報告があり、全議員で採決しました。日本共産党市議団を代表して金子卓議員が陳情に賛成する討論をおこないましたが、採決の結果、賛成したのは金子・堀江両議員だけで不採択になってしまいました。この陳情に反対する討論は誰もおこないませんでした。
 今議会には、「泉地内市道2-23号線拡幅改良に関する請願」(上村田区長ほか26人、紹介議員は小橋・秋山議員)が提出され、経済建設常任委員会に付託されました。
 3月議会でも継続審査となり、4月30日の総務常任委員会でも結論がでなかった「東海第2原発の再稼動を認めない意見書提出を求める陳情書」は、10日(月)の総務常任委員会で審査されます。

 今議会は7人が一般質問をおこないます。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。傍聴をお待ちしています。 開会は午前10時です。
 14日(金) 1番目は金子卓議員(一問一答、大宮)、2番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)、3番目は大貫道夫議員(一問一答、大宮)、4番目は高村和郎議員(一問一答、山方)です。
 17日(月) 1番目は萩野谷勉議員(一問一答、大宮)、2番目は柏宏明議員(一


  
日本共産党・金子卓議員の質問内容(質問全文と答弁概要)
1、教育環境について
(1)児童・生徒数と学校
2、道の駅整備事業について
(1)「広報常陸大宮」3月号 (2)生産者団体等へのアンケート (3)基本計画への提案 (4)観光情報誌「るるぶ」の発行 (5)運営主体
3、家族介護慰労金について
(1)平成24年度の支給対象者数と(要綱の)各号ごとの例外数 (2)支給申請の方法(3)平成24年度の支給実績と今後の対応
4、国民健康保険について
(1)短期保険証・資格証明書の発行 (2)国民健康保険税の減免 (3)徴収推進室

 5月10日の総務常任委員会で、継続審査となっていた「東海第2原発の再稼働を認めない陳情」が多くの傍聴者が見守るなかで審査されました。
 委員会では、最初に委員長から①前回の会議録の確認 ②東海村議会の状況 が報告され、地域防災計画を担当する安全まちづくり推進課長から原子力規制委員会の「新規制基準」の概要と当市の30キロ圏内の人口等についての説明がありました。この中で、避難計画の対象となる30キロ圏内の人口は、大宮地域が26,550人、山方地域が6,979人、美和地域が1,026人、緒川地域が2,525人、御前山地域が2,400人で合計が39,480人((H25.4.1現在)であること、市内のバス会社のバスは、大型・中型・小型バスを合せても69台、2,693人分しかないこと等の明かになりました。
 国の新規制基準が7月に決まるので9月議会で審査するとのことに対し、金子議員は「原子力規制委員会でさえ、規制基準と地域防災計画は「車の両輪」だと言っている、陳情の審査は、新規制基準だけでなく、地域防災計画の中の具体的な避難計画など諸々の問題を十分に議論すべきだ」と意見をのべました。
 総務委員会は、6月議会も結論をださず、議会最終日に「継続審査」を申し出することに決めました。

 6月4日に開会した第2回定例議会は20日閉会しました。最終日は常任委員会から審査結果の報告があり、議員全員で採決しました。
 20日の最終日に、国家公務委員の給与減額支給措置に準じて市職員の給与を削減する「市職員の給与の臨時特例に関する条例」の議案が追加提出されました。
 この議案に対して日本共産党の堀江鶴治議員が反対討論に立ち、「今回の地方公務員給与削減の措置に対して地方6団体が『自治体が自主的に決める公務員給与への国の介入は自治の根本に抵触する』『地方交付税は地方固有の財源であり、国が政策誘導に利用することは許されない』との趣旨で抗議したのは当然です」と述べ、「公務委員給与削減による経済へのマイナス効果は、それだけでも1兆2000億円とも言われ、地域経済への打撃と同時に、民間の給与賃下げに連動します」「安倍自公政権がこうしてまで地方公務員給与の削減を2013年度予算にのせたのは、これが、生活保護削減と合わせて、この二つを全体の削減・制度改悪の『突破口』として位置づけているからだ」と指摘しました。
 議案に賛成する討論はなく起立採決をおこない、日本共産党の金子・堀江両議員と淀川議員が反対しました。中腰の議員が何人かいましたが賛成多数で議決されました。
 請願では「泉地内市道2-23号線拡幅改良に関する請願」が全会一で採択されました。
 3月議会で継続審査となっていた、「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情書」は今議会も継続審査となりました。



        
2013年第1定例会

 第1回定例議会(3月議会)は2月26日(火)に開会され、新年度予算案(一般会計207億円、特別会計と合せると352億600万3000円)12件、条例改正案9件、補正予算案9件、市道路線の認定・廃止・変更等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は3月1日の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託、審査されます。
 新年度予算は予算特別委員会を設置し、3月8日(金)、11日(月)、13日(水)、14日(木)の4日間審査がおこなわれます。いずれの日も9時開会です。
 今議会には、「石沢地内の道路改良および歩道設置の請願」(石沢区長ほか20人、紹介議員:小橋輝夫議員・秋山信夫議員・小森敏雄議員)、「道路改良工事に伴う排水処理対策等を求める請願(美和地域内)」(三木氏、紹介議員:堀江鶴治議員)、「農道および橋梁設置の請願(美和地域内)」(大森氏ほか2人、紹介議員:高村和郎議員)、「国保税の引き上げに反対する請願」(木村氏ほか371人、紹介議員:堀江鶴治議員・金子卓議員)が提出され、担当委員会に付託されました。ました。
 第1回定例議会の会期・日程は下記のとおりです。

 2月26日(火) 10時開会 本会議 開会、議案説明
 3月 1日(金) 13時開会 本会議 議案質疑
     4日(月) 9時開会 総務・経済建設常任委員会
     5日(火) 9時開会 文教福祉常任委員会
     7日(木) 10時開会 委員長報告、一部(補正予算)討論・採決
     8日(金) 9時開会 予算特別委員会
    11日(月) 9時開会 予算特別委員会
    13日(水) 9時開会 予算特別委員会
    14日(木) 9時開会 予算特別委員会
    18日(月) 10時開会 一般質問 4人
    19日(火) 10時開会 一般質問 4人
    22日(金) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 継続審査の「東海第2原発再稼働認めない陳情」は3月4日、国保税引き上げ反対請願」は3月5日に審査されます。4件の請願のうち「国保税の引き上げ反対請願」以外の請願は経済建設委員会で審査されます。いづれの委員会も午前9時に開会します。傍聴をお願いします。

 一般質問は、18日(月)と19日(火)の2日間
 堀江議員の質問は18日の3番目、金子議員は19日の3番目です。今議会は8人が質問します。

 
日本共産党・金子卓議員の質問内容
1、地域防災計画について
(1)地域防災計画の策定と県への提出
(2)地域防災計画の6、原子力災害対策計画
2、道の駅整備事業について
(1)道の駅整備事業、今年度のスケジュール
(2)基本計画の策定 ①基本計画策定の方法 ②道の駅整備、基本計画への提案
3、子ども・子育て支援について
(1)子どもへの医療費助成
(2)子どもの甲状腺検査
(3)小中学生の心臓検診結果
4、国民健康保険について
(1)短期保険証・資格証明書の発行
(2)生活保護者の滞納国保税、生活保護と同等の生活状態の人の滞納国保税
(3)国民健康保険税の減免
(4)医療費の一部負担金減免等

 「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出 を求める陳情」は継続審査
 12月議会で継続審査となっていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」が3月4日、傍聴者が見守るなか総務常任委員会で審査されました。
 審査の中で、それぞれの委員が意見をのべあいました。そこで、委員長を除いた委員7人のうち4人が「意見書を提出しない趣旨採択」という意見をのべました。金子議員は、「当初から採択すべきとの立場」を明かにした上で、陳情は標題からして「意見書提出」を求めている陳情であり、意見書を出さないという前提での採択はあり得ないとのべ、趣旨採択の結論を出すべきでないと意見をのべました。
 休憩後、4人は趣旨採択との意見をやめ、継続して審査することになりました。
 今回の陳情審査は、委員会に付託された議案の最初に審査され、傍聴者に配慮する審査がされました。

 「国保税の引き上げに反対する請願書」は不採択
 日本共産党の金子・堀江両議員が紹介議員となり提出された「国保税の引き上げに反対する請願書」は3月5日、傍聴者が見守るなか文教福祉常任委員会で審査されました。
 前日の総務常任委員会とは違い、請願書の審査は、条例改正・補正予算の審査の後におこなわれました。その結果、「国保税条例の一部改正」が全会一致で可決されたことにともない、請願書は「みなし不採択」とされました。今回のような事例の場合は、条例改正の前に請願の審査をすべきです。

 
3月22日閉会
 最終日は常任委員会から審査結果の報告があり、議員全員で採決しました。
 文教福祉常任委員会で国保税率を引き上げる「国保税条例の一部改正」案が全会一で可決されたとの報告がされました。日本共産党の堀江鶴治議員が国保税率の引き上げに反対する討論をおこないました。起立採決の結果、反対したのは日本共産党の金子・堀江両議員だけでした。
 請願では、文教福祉常任委員会で「国保税の引き上げに反対する請願書」が全会一で不採択となったとの報告がされました。日本共産党の金子卓議員が請願に賛成する討論をおこないました。請願に反対の討論はありませんでしたが、起立採決の結果、請願に賛成したのは金子・堀江両議員だけでした。
 経済建設建設常任委員会で審査した請願の中、「上檜沢静神社・農耕地高岡に通ずる農道(新設)及び橋梁の設置についての請願書」は不採択となったとの報告がされましたが、紹介議員の高村議員をはじめ、田沢議員、堀江議員が次々と請願書に賛成する討論をおこない、採決した結果12人が起立し、委員長報告とは逆転して賛成多数で採択となりました。本会議で委員長報告と異なる結果となることは非常にまれなことです。
 その他請願では、「石沢地内の歩道の設置を求める請願」は採択、「道路改良工事に伴う排水処理対策等を求める請願」は不採択でした。
 12月議会で継続審査となっていた、「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情書」と「安全・安心社会を実現する公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情書」は継続審査となりました。
 予算審査特別委員会で審査された新年度予算案に対し、日本共産党市議団は、一般会計予算、国保特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、戸別浄化槽特別会計、上水道事業会計に反対しました。

 「議会議員定数検討特別委員会」賛成多数で設置
 最終日に議会運営委員長から「議会議員定数検討特別委員会」を設置する議案が提案されました。質疑の中で、3月19日に議長から諮問されたとの答弁がありましたが、議員には何ら協議をしないでの提案でした。
 採決の結果、賛成多数(反対は、金子・堀江・野上・柏議員の4人)で特別委員会は設置され、投票による選挙の結果、委員長に木村(勝昭)議員、副委員長に吉川議員が選出されました。日本共産党市議団は白紙投票しました。
 この特別委員会は、議長を除く21人で構成され、特別委員会の目的は「議会の議員定数に関する調査を実施し、検討をおこなう」としています。



        
2012年第4定例会

 第4回定例議会(12月議会)は12月5日(水)に開会されました。第4回定例議会の日程(案)は下記のとおりです。
 12月 5日(水) 10時開会 本会議 開会、議案説明
    10日(月) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
    11日(火) 9時開会 常任委員会
    12日(水) 9時開会 常任委員会
    13日(木) 9時開会 常任委員会
    17日(月) 10時開会 一般質問
    18日(火) 10時開会 一般質問
    19日(水) 10時開会 一般質問
    20日(木) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第4回定例議会(12月議会)は12月5日に開会され、条例改正、補正予算等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は10日の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託され審査されます。
 各常任委員会の日程は下記のとおりです。
 ○総務常任委員会   11日(火)午前9時開会
 ○文教福祉常任委員会 12日(水)午前9時開会
 ○経済建設常任委員会 13日(木)午前9時開会
 今議会には、「安全・安心社会を実現するための公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情」が全労働省労働組合茨城支部常陸大宮分会から提出され、総務常任委員会に審査が付託されました。今議会に提出された請願・陳情はこれ1件です。

 一般質問は、17日(月)と18日(火)の2日間
   金子議員の質問は18日の3番目、堀江議員は4番目です
 今議会は8人が質問します。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。今議会は大宮地域以外の議員で一般質問をおこなうのは日本共産党の堀江議員のほかは1人だけです。傍聴をお待ちしています。 開会は午前10時です。

  
日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要

  ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容
1、市内公共交通について
(1)市内公共交通の利用者 (2)地域公共交通連携計画の見直し
2、道の駅整備事業について
(1)基本計画、基本設計・実施設計 (2)任意のパブリックコメントの実施
3、健康づくりについて
(1)要介護者の原因疾患 (2)生活保護者の原因疾患 (3)特定健診受診率・保健指 導率向上策と保健師の体制
4、国民健康保険について
(1)国民健康保険の広域化と国保税 (2)来年度の市の国民健康保険税率
5、公民館活動について
(1)公民館分館の活動費・事業費 (2)公民館分館の配置

 12月10日午前9時から総務常任委員会が開かれ、陳情提出者の方々が見守る中、継続審査になっていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」の審査をおこないました。
 金子議員は、原発廃炉の世論が大きく高まっている事等をのべ、「原発はエネルギーとしては失格だ」と陳情を採択するよう主張しました。その後、それぞれの委員が1人づつ意見をのべました。今回は、金子議員に加え、新たに野上議員が陳情に賛成する意見をのべました。しかし、その他の議員は、東海村議会が結論をだしていないなどを理由に継続して審査したいとの意見をのべ、多数決で継続審査となりました。 陳情は最終日の20日に継続審査の申し出がされます。

 
12月20日、市議会閉会
 東海第2原発の再稼働を認めない陳情は、またまた継続審査


 第4回定例議会(12月議会)は最終日の9月20日、各常任委員会に付託された条例改正案と補正予算案、陳情の審査結果が本会議で報告され、採決し閉会しました。
 1,066名の署名を添えて提出されていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」は9月議会に続いて今議会でも結論を出さずに、またまた継続審査となってしまいました。
 今議会には地域主権改革関連の法律改正等により、条例の新規制定・一部改正など多くの議案が提案されました。
 補正予算では緒川中学校耐震改修工事設計委託料3,255万円、大宮中学校耐震改修工事設計委託料3,329万6,000円が計上されました。それぞれ工事は26~27年度の2か年計画でおこなわれます。


        
2012年第3回定例会

 第3回定例議会(9月議会)は9月3日(月)に開会されました。8月28日に第3回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会7人が質問の申し出をしました。質問順番は、3日開会日の昼休みにくじで決められます。今議会には請願2件、陳情1件が提出されました。
 第3回定例議会の日程は下記のとおりです。
 9月 3日(月) 10時開会 本会議 開会、議案説明
    6日(木) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
    7日(金) 9時開会 総務常任委員会
   10日(月) 9時開会 文教福祉常任委員会
   11日(火) 9時開会 経済建設常任委員会
   13日(木) 9時開会 決算特別委員会
   14日(金) 9時開会 決算特別委員会
   18日(火) 9時開会 決算特別委員会
   19日(水) 9時開会 決算特別委員会
   21日(金) 10時開会 一般質問 4人
   24日(月) 10時開会 一般質問 3人
   26日(水) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第3回定例議会(9月議会)は9月3日に開会され、昨年度決算認定、条例改正、補正予算等の議案についての提案・説明がされました。これらの議案は6日の本会議で総括的な質疑を受けた後、各常任委員会に付託され審査されます。
 昨年度決算の審査は決算特別委員会を設置し、9月13日(木)、14日(金)、18日(火)、19日(水)の4日間審査がおこなわれます。いずれの日も9時開会です。
 今議会には、「久慈川河川改修に関する請願書」(小貫区長ほか119名、紹介議員:木村勝昭議員・高村和郎議員・小森敬太郎議員)、「教育予算の拡充を求める請願」(茨城県教職員組合 高野冨一郎ほか197名、紹介議員:大貫道夫議員)、「西方寺遊休地利用における住民の安全確保に関する陳情書」(西方寺住職ほか2人)が提出され、担当委員会に付託されました。
 議会終了後、金子・堀江両議員は岡崎新議長と内田新議会運営委員長に議会運営に関して7項目の改善を申し入れました。(詳細は次号)

  
日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要

1、福島原発事故被害対策について
(1)子どもの健康調査の実施
(2)当市が被った損害の賠償請求
2、雨水排水対策について
(1)大宮地域、北町地区雨水排水対策
(2)大宮地域、上町地区雨水排水対策
3、道の駅整備事業について
(1)道の駅整備検討委員会と今後のスケジュール
(2)常陸太田市が計画している複合型交流拠点施設
(3)道の駅基本構想業務委託
(4)パブリックコメントの実施
4、困窮世帯への対応について
(1)水道・電気・ガスが止められてしまった困窮世帯の把握と対応
5、防災行政無線について
(1)防災行政無線平常放送のうち一般放送の積極的活用
 
 ※ 今まで一般質問の質問回数は通告した項目ごとに3回まででしたが、9月議会から質問回数の制限がなくなりました。

 
9月7日、総務常任委員会が開かれる
 「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」は、また継続審査


 9月7日午前9時から総務常任委員会が開かれ、付託された条例改正と補正予算の審査がおこなわれました。その後、継続審査になっていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」の審査をおこないました。
 金子議員は、原発廃炉の県内世論が大きく高まっている事等をのべ、採択するよう主張しました。しかし、多くの議員が東海村議会が結論をだしていないなどを理由に継続して審査する意見をのべ、最終日に継続審査の申し出をすることに決まりました。
 審査のなかで、前議長の仲田議員が議長選挙の結果を書いた市議団ニュースをとりあげ「政策協定を結んだのは裏取引き、協定に東海第2原発のことが入っているのは、常任委員会の形骸化」などと発言しました。これに対し、総務委員から「審査に関係ない」との声があがりました。
 公明党議員はどうしているかわかりませんが、私たち共産党議員は、議長選や首長選など重要な選挙で支持する時は政策協定を結びます。これが政党議員として責任ある対応と考えます。委員会の形骸化と言ってましたが、仲田議員は議長の時にその肩書きを利用して請願・陳情の委員会審査に干渉してきたのでしょうか。

 
9月26日、市議会閉会
 東海第2原発の再稼働を認めない陳情は、また継続審査


 第3回定例議会(9月議会)は最終日の9月26日、各常任委員会に付託された条例改正案と補正予算案、請願・陳情の審査結果、また決算特別委員会に付託された決算認定の審査(9月13日、14、18、19日の4日間審査)結果が本会議で報告され、採決し閉会しました。1,066名の署名を添えて提出されていた「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」は6月議会に続いて今議会でも結論を出さずに継続審査になりました。

 
全議員を参加させない「議会活性化特別委員会」を設置

 最終日には、議会運営委員長から「議会活性化特別委員会設置に関する議決」の議案提案がありました。今回の特別委員会は「議会基本条例」の制定が中心との説明がありましたが、定数は12名と全議員ではありません。このような目的の特別委員会は全議員が委員となり共通の認識の中ですすめるべきではないでしょうか。
 日本共産党市議団は、「特別委員会を設置するのは反対ではないが、全議員が委員とならないのは問題である。議会基本条例の制定が中心であるならなおさらだ」とのべ議案の再提出を求めました。この議案には日本共産党市議団のほか何人かの議員が反対しました。

 一般会計ほかの決算認定、請願・陳情の採決結果

 決算認定で日本共産党市議団は、平成23年度の一般会計、国民健康保険特別会計(事業勘定)、戸別浄化槽整備特別会計、後期高齢者医療特別会計、上水道事業会計に反対しました。
 一般会計の決算認定に対して日本共産党を代表して堀江議員が反対討論をおこない、その中で「決算特別委員会での質疑項目数が制限されたなかでの審査となった。決算審査はすべての事務事業の審査をするもので、手元にある24年度の資料では事務事業の総数は1,983事業で、例えば総務部は219事業。23年度もほぼ同様と聞いている。それに対して各部(総務部など)ごとの6項目の質疑制限はとても納得できるものではなく、制限の撤廃を求める」と意見をのべ、審査の進め方の見直しを求めました。
 請願・陳情では、今議会に提出された「久慈川河川改修に関する請願」(小貫区長ほか区民提出)「教育予算の拡充を求める請願」(茨城県教職員組合員提出)、「早期の学校耐震化および教育復興を求める請願」(茨城県教職員組合)は全会一致で採択されましたが、「西方寺遊休地における住民の安全確保に関する陳情」は不採択となりました。
 教育予算の拡充を求める請願が採択されたことにより、「教育予算の拡充を求める意見書」が全会一致で可決され、内閣総理大臣ほかに提出されることになりました。
 6月議会で継続審査となった「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情」は総務常任委員会から閉会中の継続審査の申し出がされました。




        
2012年第2回定例会

 第2回定例議会(6月議会)は6月12日に開会されます。6月6日に第2回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、議会日程などが決まりました。
 一般質問は、今議会10人が質問の申し出をしました。質問順番は、12日開会日の昼休みにくじで決められます。今議会には、請願3件と陳情2件が提出されました。担当常任委員会に付託され18、19、20日にそれぞれの委員会で審査されます。
 第2回定例議会の日程は下記のとおりです。
 6月12日(火) 10時開会 本会議 開会、議案説明、一部質疑・討論・採決
   15日(金) 10時開会 本会議 議案質疑、一部質疑・討論・採決
   18日(月) 9時開会 総務常任委員会
   19日(火) 9時開会 文教福祉常任委員会
   20日(水) 10時開会 経済建設常任委員会
   22日(金) 10時開会 一般質問 5人
   25日(月) 9時開会 一般質問 5人
   28日(木) 9時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 第2回定例議会(6月議会)は6月12日に開会され、条例改正案、補正予算案等の議案についての提案・説明がされました。
 議会初日に、3月30日に国会で成立した地方税法の改正にともない専決処分された「常陸大宮市税条例の一部改正」について採決がおこなわれ、日本共産党市議団は「今回の条例改正には、固定資産税の負担軽減措置の据置特例を2年間の経過措置後に廃止することが盛り込まれており、固定資産税の増税につながるものである」と反対しました。また、「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理支援に関する決議」がされました。
 今議会には、「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情書」が新日本婦人の会常陸大宮支部長の切石トシコさんから1,065名の署名を添えて提出されました。この陳情は総務委員会に付託され、18日(月、午前9時開会)に審査されます。ぜひ傍聴をお願いします。

  
日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要)

1、防災対策について
(1)東日本大震災対応の検証と今後の対策
①災害対策本部の本部会議録 ②防災行政無線 ③給水
2、道の駅整備事業について
(1)道の駅整備事業
①「道の駅」基礎調査業務委託報告書 ②道の駅候補地選定委員会 ③道の駅整備検討委員会 ④「道の駅」の規模と整備までのスケジュール
3、健康づくりについて
(1)特定健診
①4年間の健診データーによる市の実態 ②特定健診実施率の目標達成の施策 ③特定健診保健指導率の目標達成の施策 ④メタボ該当者予備軍減少率の目標達成の施策 ④メタボ非該当者の保健指導の実施
4、困窮世帯への対応について
(1)電気・水道・ガスが止められてしまった困窮世帯の把握と対応
5、施設の維持管理について
(1)常陸大宮駅前の時計塔の維持管理

 「東海原発再稼働認めない陳情」は継続審査  18日の総務常任委員会審査結果

 今議会に提出された「東海第2原発の再稼働を認めない意見書提出を求める陳情書」(新日本婦人の会常陸大宮支部長の切石トシコさんから1,065人の署名を添えて提出)は18日に総務常任委員会で審査されました。総務委員会は採択・不採択の結論を出さずに「継続審査」とすることを賛成多数(委員長以外の委員7人中5人)で決めました。
 委員会審査では、高村委員長以外のそれぞれの委員が意見を出し合い、これまでの東海原発関連の審査で初めて淀川茂樹議員が「採択が良いと思う」と陳情に賛成の意見をのべましたが、多くの議員は継続審査の意見をのべました。「不採択としたい」との意見をのべたのは小森敏雄議員だけでした。採択とはなりませんでしたが、1066人という多くの方の署名と県内でも4分の1を超える12の市町議会がすでに採択したことが委員会に一定の変化をさせた力だと思います。
 委員会審査には陳情書を提出した新日本婦人の会の方など議員と合わせて12人が傍聴しました。議員の傍聴は日本共産党の金子・堀江両議員のほか議長と副議長でした。

 
森林湖沼環境税(県税)の継続に反対 6月議会最終日

 市議会最終日の28日、各常任委員長から審査結果の報告があり、条例2件補正予算3件が可決されました。また、請願・陳情5件は下記の通りになりました。
 5件のうち、1,066人の署名を添えて提出された「東海第2原発の再稼働を認めない陳情」は、付託された総務常任委員長から「閉会中の眷属審査」の申し出がありました。9月3日に開会が予定されている第3回定例議会までの閉会中に審査がおこなわれ、開会初日に審査結果が報告されます。
○市道4196号線(小場地区)の改良に関する請願書 … 採択すべきもの      ○玉川駅前の駐輪場設置に関する請願書 … 採択すべきもの           ○市道1423号線(野口地内)の改修・新設工事に関する請願書 … 採択すべきもの  ○西方寺遊休地利用における住民の安全確保に関する陳情 … 不採択とすべきもの
 最終日に議会運営委員会から議員提案された「森林湖沼環境税の継続を求める意見書」に対し、日本共産党市議団を代表して堀江鶴治議員が「県の当初予算一般会計1兆1077億円余は、県民の暮らし優先に津か使うべき。開発用地の破たん処理、茨城空港関連や八ッ場ダムなど開発型県政からの脱却をはかり、森林を守り発展させるよう県予算を見直すならば、税金を継続しなくても充分に可能だ」と討論をおこない、税金の継続に反対しました。
 同時に提出された「防災会議に女性の視点を取り入れることを求める意見書」は全会一致で可決されました。


        
2012年第1回定例会 

 第1回定例議会(3月議会)は2月28日に開会され、新年度の予算、条例改正、補正予算、請願・陳情等が審議されます。
 一般質問は、今議会6人が質問します。日本共産党の堀江鶴治議員の一般質問は16日の午前中(2番目、質問内容は市議団ニュースNo.253)です。私は、今議会病気のため全休します。会期は23日までです。
 第1回定例議会の日程は下記のとおりです。
 2月28日(火) 10時開会 本会議 議案説明、総務委員会の請願審査報告・採決
 3月 2日(金) 10時開会 本会議 議案質疑
    5日(月)  9時開会 総務常任委員会、経済建設常任委員会
    6日(火)  9時開会 文教福祉常任委員会
    8日(木) 10時開会 委員長報告、一部討論・採決(補正予算のみ)
    9日(金)  9時開会 予算審査特別委員会
   13日(火)  9時開会 予算審査特別委員会
   14日(水)  9時開会 予算審査特別委員会
   15日(木)  9時開会 予算審査特別委員会
   16日(金) 10時開会 一般質問 4人
   19日(月) 10時開会 一般質問 2人
   23日(金) 10時開会 本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 
23日、議会最終日の傍聴を

 市議会は15日、予算審査特別委員会での新年度予算(案)の審議が終わり、23日の議会最終日の本会議に委員長から結果の報告がされ、全議員で採決されます。
 16日と19日に一般質問がおこなわれ、日本共産党の堀江鶴治議員は、16日(金)の午前中(2番目)におこないます。
 23日の議会最終日(午前10時開会)には、「美和緒川平和の会」と「おおみや平和の会」から提出された「東海第2原発の廃炉を求める陳情書」(3月5日、総務常任委員会で不採択)の結果が報告され、全議員で採決されます。同様の請願は、12月議会にも提出され、今議会初日に堀江鶴治議員ただ1人の賛成(金子議員は病欠)のみで不採択とされてしまいましたが、今度はどうなるのか。ぜひ傍聴をお願いします。

 
「東海第2原発の廃炉を求める陳情・請願」  県内10自治体で採択、常陸大宮市は不採択

 第1回定例議会最終日の3月23日、「おおみや平和の会」と「美和・緒川平和の会」から提出された「東海第2原発の廃炉を求める陳情」が傍聴者が見守るなか全議員で採決されました。しかし、陳情に賛成したのは日本共産党の堀江鶴治議員1人だけ(金子議員は病気で欠席)で、賛成少数で不採択とされてしまいました。
 最終日には各常任委員会に付託されていた条例改正と新年度予算の審査結果が各委員長から報告され、全議員で採決されました。堀江鶴治議員は、新年度予算について一般会計、国保・介護保険・戸別浄化槽・後期高齢者の各特別会計と上水道事業会計に反対しました。また、市総合計画後期基本計画に反対しました。
 昨年の大震災で大破した市消防本部庁舎等の改築工事の請負契約の議案は全会一致で可決しました。契約金額は7億8750万円で、契約相手方は安藤・龍崎特定建設工事共同企業体です。

 
 「東海第2原発の廃炉を求める陳情・請願」
   
県内10自治体で採択、常陸大宮市は不採択
 第1回定例議会最終日の3月23日、「おおみや平和の会」と「美和・緒川平和の会」から提出された「東海第2原発の廃炉を求める陳情」が傍聴者が見守るなか全議員で採決されました。しかし、陳情に賛成したのは日本共産党の堀江鶴治議員1人だけ(金子議員は病気で欠席)で、賛成少数で不採択とされてしまいました。
 最終日には各常任委員会に付託されていた条例改正と新年度予算の審査結果が各委員長から報告され、全議員で採決されました。堀江鶴治議員は、新年度予算について一般会計、国保・介護保険・戸別浄化槽・後期高齢者の各特別会計と上水道事業会計に反対しました。また、市総合計画後期基本計画に反対しました。
 昨年の大震災で大破した市消防本部庁舎等の改築工事の請負契約の議案は全会一致で可決しました。契約金額は7億8750万円で、契約相手方は安藤・龍崎特定建設工事共同企業体です。

 
県内市町村の「東海第2原発廃炉」請願・陳情結果

 水戸市「継続審査」、笠間市「不採択」、城里町「廃案」、古河市「可決(全会一致)」、結城市「継続審査」、常総市「継続審査」、筑西市「採択(賛成多数)」、石岡市「継続審査」、牛久市「採択(賛成多数)」、龍ケ崎市「不採択」、つくば市「採択(全会一致)」、守谷市「採択(賛成多数)」、かすみがうら市「趣旨採択」、つくばみらい市「継続審査」、阿見町「採択(全会一致)」、日立市「不採択(再稼働に住民合意明記の意見書可決)」、高萩市「継続審査」、ひたちなか市継続審査」、那珂市「継続審査」、東海村「継続審査」、大子町「継続審査」、常陸太田市「不採択」
 ■ 請願採択・意見書可決自治体(3月26日現在、日本共産党茨城県委員会調べ)
 取手市、北茨城市、土浦市、五霞町、筑西市、古河市、つくば市、守谷市、牛久市、阿見町(10自治体)  趣旨採択…かすみがうら市
 ※茨城県…廃炉請願「不採択」、健康調査請願「継続審査」

 
東海村長、「廃炉議論真剣に」…… 県議会の意見書否決批判

 東海村の村上達也村長は27日、定例会見で、県議会が「東海第2原発の廃炉を求める意見書」を賛成少数で否決したしたことについて、「もっと真剣に、慎重に議論してほしかった。福島の事故で国民の意識は変わっている。(賛成したのが)3人しかいないというのは驚きだ」と県議会の対応を批判した。
 村上村長は会見で、意見書否決について「県全体の体質だと思う。知事も100万人の避難は難しいと言っており、既に11市町が廃炉の請願を採択したり、決議している」などと述べ、若い母親などの間で放射能汚染に対する不安が高まっていることも指摘した。
                            (3月28日付「茨城新聞」)



                
2011年第4回定例会 


 第4回定例議会(12月議会)は12月5日に開会され、条例改正、補正予算案、請願・陳情等が審議されます。11月29日に、第4回定例議会にむけての議会運営委員会が開かれ、一般質問等の会期日程が決まりました。
 一般質問は、今議会10人が質問の申し出をしました。質問順番は、開会日9月5日の昼休みにくじで決められます。会期は21日までです。

  5日(月) 午前10時開会  本会議 議案の提案
  8日(木) 午前10時開会  本会議 議案の質疑(一部採決)、委員会付託
  9日(金) 午前9時開会  総務常任委員会
 12日(月) 午前9時開会  文教福祉常任委員会
 13日(火) 午前9時開会  経済建設常任委員会
 15日(木) 午前10時開会  一般質問 5人
 16日(金) 午前10時開会  一般質問 5人
 21日(水) 午前10時開会  本会議 委員長報告、質疑、討論、採決、閉会

 ○日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要)
1、震災被災者支援について
(1)被災住宅の修繕費助成
①住宅リフォーム資金補助制度の状況 ②社会資本整備総合交付金の活用 ③住宅リフォーム資金補助制度の対象の拡大
(2)確定申告時の「雑損控除」
①太田税務署の申告相談会の結果 ②「雑損控除」の周知徹底と相談業務の実施
(3)震災(特に原発災害)対策と総合計画後期基本計画
2、介護保険と国民健康保険について
(1)第5期介護保険事業計画
①介護保険料 ②介護予防・日常生活支援総合事業
(2)国民健康保険税率
①来年度の国民健康保険税率
3、福祉タクシー事業について
(1)規則の解釈と利用範囲運用の問題
4、久慈川の築堤について
(1)下流の消波ブロック設置工事を先行した理由
(2)今年度事業と今後のスケジュール
5、「道の駅」構想について
(1)道の駅基礎調査の状況と結果
(2)那珂市の状況

 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」は継続審査に

 今議会に新日本婦人の会常陸大宮支部から「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書が提出(紹介議員は、金子・堀江両議員)されました。この請願は、東海第2原発の廃炉を求める意見書を採択して、茨城県と国に意見書をあげることを求めたもので、総務常任委員会に付託され、12月9日に審査されました。
 当日は、提出者の新日本婦人の会の代表3人が傍聴。市議団を代表して堀江議員が傍聴しました。総務常任委員会の審査の結果は継続して審査をおこなうことで、結論は出しませんでした。委員会での審査の中で請願を採択にすべきという意見はなく、「火力などは、コストが高くなるのではないか」「電気料金の問題もある」「今ここで判断するのは無理かと考える」「請願の趣旨は分かるが、ここで決めるのは乱暴な話になるのではないか」などの意見が出されました。

 12月21日、市議会閉会
 議員提案の「TPP参加に反対する意見書」は賛成少数で否決

 今議会、日本共産党の堀江鶴治議員を提出者として、賛成議員に金子卓議員、小橋輝夫議員、淀川茂樹議員、田沢祐男議員がなって「TPP(環太平洋連携協定)参加に反対する意見書」の議案が議員提出されました。
 最終日の21日、この議案が採決にかけられましたが、賛成した議員が提出議員と賛成議員の5人だけで賛成少数で否決されてしまいました。大貫道夫議員は退席しました。
 意見書提出への反対討論に立った武石寿長議員(経済建設常任委員長)は「今年の第1回定例議会で茨城みどり農協から出された陳情を採択したので意見書を出す必要がない」とのべました。
 賛成討論は、日本共産党の金子議員がおこない「第1回定例会議会で茨城みどり農協から出されたい陳情は『国に対して働きかけること』を陳情していたのに意見書を提出しなかった。県議会も昨日(20日)、TPP交渉参加に抗議する意見書を可決した。意見書提出の提案理由にある「TPP参加が農林業、食の安全、医療、雇用など、くらしのあらゆる分野に甚大な被害をもたらす」ことは全くその通り、野田首相がTPPへの交渉参加表明という新たな局面を迎えた今、常陸大宮市議会としてTPP参加反対の意見書を提出すべき」とのべました。
 採決結果は先に書いたとおりでが、今年の第1回定例議会を報告した日本共産党市議団の「市議会報告」の抜粋を載せました。市民の願いに答えない市議会は問題です。日本共産党の金子・堀江両議員は、TPP参加に反対する多くの方々連携をとって、市議会が「反対」の意見書を提出するよう粘り強くがんばります。
 最終日には、各常任委員長から付託された議案の審査結果の報告があり、採決しました。人事院勧告による市職員の給与減額が盛り込まれた各補正予算に金子・堀江議員は反対しました。
 最終日、山方中学校校舎改築工事請負契約の議案(請負代金は消費税4,825万円を含めて10億1,325万円)が出され可決しました。
 今議会に新日本婦人の会常陸大宮支部から「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書(紹介議員は、金子・堀江両議員)の審査を付託された総務常任委員会は結論を出さず、継続して審査をおこなう申し出をしました。


                
2011年第3回定例会 

 第3回定例議会(9月議会)は9月1日(木)に開会しました。会期日程は次のとおりです。今議会から決算は「決算特別委員会」をつくり審査します。長い間、日本共産党市議団が要求し続けてきたもので、やっと実現しました。
 また、「住宅リフォーム資金補助」の受付が9月1日開始しました。

  9月 1日(木) 午前10時~  本会議、開会、議案説明
     6日(火) 午前10時~  本会議、議案質疑、委員会付託
     7日(水) 午前 9時~  文教福祉・経済建設常任委員会
     8日(木) 午前 9時~  総務常任委員会
     9日(金) 午前 9時~  決算特別委員会
    12日(月) 午前 9時~  決算特別委員会
    13日(火) 午前 9時~  決算特別委員会
    14日(水) 午前 9時~  決算特別委員会(予備日)
    16日(金) 午前10時~  本会議、一般質問 5人
    20日(火) 午前10時~  本会議、一般質問 5人    
    22日(木) 午前10時~  本会議、委員長審査報告、採決、閉会

 決算特別委員会が6日に設置されました。それに先立ち、決算総括質疑がありましたが、今回から総括質疑では市長と副市長と教育長が答弁することになったにもかかわらず総括質疑をおこなったのは金子議員と堀江議員だけでした。決算特別委員会は、9日、12日、13日、14日(予備日)におこなわれます。 開会は午前9時です。
 今議会は10人が一般質問をおこないます。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。傍聴をお待ちしています。 開会は午前10時です。

 ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要)
1、福祉タクシー事業について
(1)福祉タクシーの利用範囲 … (*規則では、利用範囲は「医療機関に通院」「市役所(総合支役所を含む)
2、震災被災者支援・災害復旧について                         及び市内の公の施設」となっている)
(1)被災者支援 ①被災者把握と積極的・総合的な支援、被災者台帳
  被災者把握:○義援金 ○生活再建支援金 ○災害見舞金(県) ○災害見舞金(市) ○市民税 ○固定資産税 ○国保税 ○同一部負担金○ 介護保険料 ○後期高齢者医療保険料 ○同一部負担金 等の対象者数と申請者 数 ②当市に避難された方の把握と支援 ③雑損控除の周知徹底
(2)災害復旧 ①中学校施設改修計画と震災後の中学校校舎
3、義務教育施設適正配置計画について
(1)小中学校の再編スケジュール
4、介護保険受領委任払について
(1)介護保険の受領委任払の採用
①高額介護サービス費 ②住宅改修費 ③福祉用具購入費
5、住宅リフォーム資金補助制度について
(1)開始時期と市民と事業者への周知、増額の考え

 特別委員会では、質疑が活発におこなわれ、一般会計は9日と12日の2日間を予定していましたが、2日間では終わらず特別会計の審査日であった13日もおこないました。
 特別会計の審査は、決算審査の予備日とした14日におこないました。これら決算の審査結果は、議会最終日の22日の本会議に決算特別委員長より報告された後、質疑・討論をおこない、全議員で採決されます。

 9月22日、市議会閉会
 議員報酬1年間5%カットは賛成少数で否決
 第3回定例議会(9月議会)は最終日の9月22日、各常任委員会に付託された条例改正、請願・陳情の審査結果、また決算特別委員会に付託された決算認定の審査結果が本会議で報告され、採決し閉会しました。
 最終日に淀川議員から、東日本大震災に伴う復旧および復興に関し、財政的配慮の観点から、議長、副議長および議員の報酬を減額するための「議員報酬および費用弁償等に関する条例の一部改正」の議案が提出されました(賛成者は小橋・田沢両議員)。
 この議案は10月1日から来年の9月30日の1年間、議長、副議長、議員の報酬を5%カットするものです。
 この議案に対して、日本共産党市議団を代表して金子議員が「北茨城市議会は地震直後議員が集まり、3班に分け、被災地におもむき、被災市民から被災状況・要望を聞き、連日集合、市の防災本部会議にも出席し、被災市民の要望・意見を届け続けたと聞きました。しかし、私たち常陸大宮市議会は、議会としての対応をしませんでした。それぞれ議員は持てる力を発揮して活動をしてきました。私たち日本共産党市議団も、3月に5回19項目、4月と5月にも市民の要望を要請書として災害対策本部長である市長に提出し、市民の声を届けました。市執行部が災害対策本部会議の会議録等を議員に提供して、災害情報・対応の共有化をおこなわなかったこと等もありましたが、議会として対応しなかったのは事実です。その反省に立ち、提出された議案に賛成するものです」と賛成討論をしました。議案に反対する討論はありませんでした。
 採決の結果、賛成者は淀川議員、小橋議員、田沢議員、金子議員、堀江議員、大貫議員の6名で、賛成少数で否決されました。

 全議員を参加させない「議会活性化推進調査特別委員会」を設置
 最終日には、議会運営委員会から「議会活性化推進特別委員会設置に関する議決」の議案提案がありました。「議会活性化の推進により、地方分権時代に求められる議会・議員の役割と責任を果たし、もって住民代表機関たる議会への市民の信頼と負託に応える」ため特別委員会を設置するものですが、特別委員会の委員の定数は12名と全議員ではありません。議案の質疑でも、委員とならない議員の意見が保障される答弁はありませんでした。このような目的の特別委員会は全議員が委員となり共通の理解の中ですすめる事ではないでしょうか。
 日本共産党市議団は、全議員が委員とならない特別委員会の設置には反対であるとの反対討論をおこない設置に反対しました。この議案には日本共産党市議団のほか何人かの議員が反対しました。

 一般会計ほかの決算認定、請願・陳情の採決結果
 決算認定で日本共産党市議団は、H22年度の一般会計、国民健康保険特別会計(事業勘定)、戸別浄化槽整備特別会計、後期高齢者医療特別会計、上水道事業会計に反対しました。
 請願・陳情で4は、今議会に提出された「教育予算の拡充を求める請願」(茨城県教職員組合)、「早期の学校耐震化および教育復興を求める請願」(茨城県教職員組合)、「大幅増員と夜勤改善で安全、安心の医療・介護を求める陳情」(茨城県医療労働組合連合会)、「台の内2号踏切付け替えに関する請願」(山方第2区長ほか281人)はすべて採択されました。

 3つの意見書を政府関係機関に提出
 「教育予算の拡充を求める意見書」と「大幅増員と夜勤改善で安全、安心の医療・介護を求める意見書」、「原子力発電所における『国の防災指針』の見直しを求める意見書」(議会運営委員会提出)の3つの意見書を政府関係機関に提出しました。


                2011年第2回定例会 

 第2回定例議会(6月議会)は6月1日(水)に開会され、14日に閉会しました。議会日程は下記のとおでした。

 6月
 1日(水) 午前10時~  本会議、開会、議案説明
     6日(月) 午前10時~  本会議、議案質疑
     7日(火) 午前 9時~  総務常任委員会
     8日(水) 午前 9時~  文教福祉常任委員会
     9日(木) 午前 9時~  経済建設常任委員会
    10日(金) 午前10時~  本会議、一般質問(5人)
    13日(月) 午前10時~  本会議、一般質問(3人)
    14日(火) 午前10時~  本会議、一般質問(3人)、閉会

 6月1日に開会された第回定例議会は、6日に補正予算案等の質疑と採決をおこない可決しました。災害復旧費等の一般会計補正予算(第3号)が4億3840万円の増、公共下水道特別会計(第2号)が2165万9千円、公営墓地特別会計(第1号)が1102万2千円、農業集落排水特別会計(第2号)が2700万円、上水道事業会計(第1号)が1億4075万2千円です。質疑の中で、「図書情報館が今月から日時を限定して臨時開館(一部利用)すること」「文化センター大ホールの使用は今年度は難しいこと」の説明がありました。

 ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容(質問全文と答弁概要
1、地震災害対策と被災者支援・災害復旧について
(1)地震災害対策
①被災家屋・被災者の把握、災害弱者への対応 ②被災家屋応急危険度判定の実施 ③市 議会全員協議会の開催、市議会への情報提供 ④市民への情報提供(広報、ホームペー ジ、防災無線) ⑤給水箇所と給水基準、井戸の活用 ⑥地震災害対策の検証(2)被災者支援
①災害ごみ仮置き場の期限延長 ②住宅等の修繕助成施策と住宅リフォーム資金補 助事業 ③災害援護資金に準じる貸付施策 ④地区集会所の修繕費助成 ⑤当市 に避難された方の把握 ⑥雑損控除の周知徹底 ⑦り災証明書の発行 ⑧被災者 台帳を用いた積極的・総合的な支援
(3)災害復旧
①中学校施設改修計画と震災後の大宮中学校校舎
2、福祉タクシー事業について (1)福祉タクシーの利用範囲

 10日に5人、13日に3人、そして14日に3人の一般質問をおこない、閉会しました(今議会は各常任委員会に審議を付託された議案がなかった)。
 今議会は、震災対応・被災者支援・災害復旧など、また3月議会で一般質問が中止されたこともあり議員の半分の11人が活発に一般質問をおこないました。しかし、質問と答弁を合わせて1時間という時間背制限があることで、多くの質問者が質問項目を割愛したり、質問を簡略化したりしました。質問者が言っていること(制度の説明や数字)を繰り返すなど不必要な答弁をする部長もおり、議員から「聞かれたことのみ答えてほしい」との声が飛び交いました。
 議員主導でおこなわれるべき一般質問が、執行部の答弁状況により質問の制約をうけてしまうことはおかしなことですし、答弁を考えて質問項目を少なめに通告することは議会の活性化に反することと考えます。
 この課題を改善するために、他市議会でおこなわれている質問者の質問持ち時間制を採用することが必要と考えます。持ち時間制にすれば、質問の組み立ては質問者自らの責任となります。
 日本共産党の金子卓・堀江鶴治両議員は議会終了後、議長と議会運営委員長に対し、「第3回定例議会の一般質問で、質問時間30分の持ち時間制を試行すること」を文書で申し入れました。


                2011年第1回定例会 

 第1回定例議会(3月議会)は3月2日(水)に開会され、22日までおこなわれました。議会日程は下記のとおりです。今議会の一般質問は8人の議員が申し出ました。多くの方の傍聴をお待ちしています。

 3月
 2日(水) 午前10時~  本会議、開会、議案説明
     7日(月) 午前10時~  本会議、議案質疑
     8日(火) 午前 9時~  経済建設常任委員会
    10日(木) 午前 9時~  文教福祉常任委員会
    11日(金) 午前 9時~  総務常任委員会
    14日(月) 午前 9時~  常任委員会予備日
    15日(火) 午前10時~  本会議、一般質問(5人)
    16日(水) 午前10時~  本会議、一般質問(3人)    
    22日(火) 午前10時~  本会議、委員長審査報告、採決、閉会


                
2010年第4回定例会 

 11月30日に議会運営委員会が開かれ、第4回定例議会(12月議会)の詳細が決まりました。議会日程は下記のとおりです。今議会の一般質問は10人の議員が質問を申し出ました。多くの方の傍聴をお待ちしています。
 12月 6日(月) 午前10時~  本会議、開会、議案説明・一部採決
     8日(水) 午前10時~  本会議、議案質疑・一部採決
     9日(木) 午前 9時~  総務常任委員会
    10日(金) 午前 9時~  文教福祉常任委員会
    13日(月) 午前 9時~  経済建設常任委員会
    14日(火) 午前 9時~  常任委員会予備日
    16日(木) 午前10時~  本会議、一般質問 6人
    17日(金) 午前10時~  本会議、一般質問 4人
    22日(月) 午前10時~  本会議、委員長審査報告、採決、閉会
 常任委員会は今まで同じ日に2つの常任委員会を開いていましたが、前回の9月議会から1日1常任委員会の開催となり、全部の常任委員会が傍聴できるようになりました。金子・堀江両議員が以前から要求していたものです。

 第4回定例議会(12月議会)は6日に開会されました。初日には条例改正・補正予算などの議案の提案・説明がありました。人権擁護委員の推薦等に同意しました。また、請願2件・陳情1件を担当常任委員会に付託しました。
 今議会の一般質問は10人が申し出ましたが、1人が取り下げ9人が質問します。私の質問項目は次のとおりです。

 ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容質問全文と答弁概要
1、住宅リフォーム助成制度について
 (1)住宅リフォーム助成制度導入と内容  (2)小規模事業者登録制度 
2、教育問題について
 (1)特別支援教育支援員の配置 (2)障がいのある児童・生徒支援の窓口と関係機関の連携 (3)学校図書室の専任図書の配置 (4)就学援助制度の周知徹底
3、健康づくりについて
 (1)生活習慣病予防のための健診結果で明確になった保健事業対象者と保健指導の体制と  実態
4、上水道事業について
 (1)水運用計画中、県水受水日量8,200m³の根拠 
5、地域公共交通について
 (1)事務事業外部評価と地域公共交通の重要性

 12月6日に開会された第4回定例議会(12月議会)が22日閉会しました。最終日は各常任委員長から条例改正・決算・請願陳情などの審査結果が報告され、本会議で採決しました。
条例改正で日本共産党の金子・堀江両議員は、運動公園等の「多目的グランド」、「人工そりゲレンデ」を有料化し、テニスコートの使用料を一番高い方にあわせて値上げした「市都市公園条例」「市社会体育施設条例」「市営公園の設管条例」に反対しました。また、「市過疎地域自立促進計画」について、堀江議員が「過疎対策が不十分」と反対討論をおこない反対しました。
 今議会には、「地域医療を担う人材確保修学資金貸与条例」が提案されました。市民が安心で信頼できる医療環境を整備するためには医師の確保が重要であるとし、将来市内の公的医療機関に常勤医師として従事する意思を有する人に、月額30万円、大学に入学した月は入学科に相当する額(200万円を限度)を加算し貸与するものです。また、財源として「市医師確保基金条例」も提案され、2億円が補正予算に計上されました。いづれの条例も全会一致で可決されました。
請願・陳情は3件が提出され、農民運動茨城県連合会県北農民センターと茨城みどり農業協同組合から出された「TPP参加反対」の請願・陳情は閉会中の継続審査(堀江議員は審査した経済建設常任委員会で採択を強く主張)となり、来春の第1回定例議会に持ち越される結果となりました。
 もう1件は岩崎区長ほかから提出された「地域振興一体型『道の駅』設置に関する請願」は全会一致で採択されました。
 このことについて、堀江議員が16日の一般質問で、「地産・地消を柱に地域農業の維持・発展策を」の項目の中、国道118号線沿いの道の駅設置(岩崎地区)の動きと見通しについて市長に質問しました。
 市長は、「11月19日付で岩崎区長ほかから地域振興一体型『道の駅』設置の要望書が提出されました。また12月9日には岩崎区長、市商工会会長、市観光協会会長、久慈川業業組合長 4団体の代表連名で橋本知事に要望書が提出されました。その際、私も同席しました。                              水戸から30キロ、那珂インターから19キロ、観光地大子町までの中間的位置にあり、当地区の周辺地域には農林水産商工資源が潜在しています。『道の駅』ができれば、訪れた方々に新鮮な野菜などを提供できるものと考えています。地権者全員の賛同署名がついており、『道の駅』として必要であると思われる2.5ヘクタール以上の土地が確保できる見通しであります。                            ただ、現時点でこれ以上のお答えができる段階ではありませんが、この事業が進んでいけば岩崎地域を中心とした地域振興につながる一大プロジェクト事業になるものと確信しています。市としても積極的に推進をしていきたいと考えています」と答えました。
 堀江議員が再質問で『道の駅』の計画書等の経費の新年度予算への計上、また、政府補正予算の「地域活性化交付金」が使えるかどうかと聞ききました。市長は、「名目は決まっていませんが、例えば調査費のような形で計上することは考えています。また、地域活性化交付金が使えるかどうかも、新年度の予算調整の中で進めていきたいと考えています」と答えました。
 今議会の一般質問で、金子議員が「住宅リフォーム助成制度」の実施を求めたのに対し市長は、「23年度の実施予定を考えている」と答えました(16日)。金子・堀江両議員の一般質問の詳細は次号から順次報告します。
 第4回定例議会は最終日の22日、「市地域情報通信基盤整(ブロードバンド)備工事請負契約」と大宮西小と美和小の「校舎耐震補強・改修工事請負契約」3件の変更契約締結の追加議案を可決し閉会しました。



                
2010年第3回定例会 

 第3回定例議会(9月議会)は9月3日(金)に開会され、27日(月)までおこなわれました。議会の日程は下記のとおりです。

   9月 3日(金) 午前10時~  開会、議案説明、一部採決
       8日(水) 午前10時~  議案質疑、一部採決
       9日(木) 午前 9時~  総務常任委員会
      10日(金) 午前 9時~  文教福祉常任委員会
      13日(月) 午前 9時~  経済建設常任委員会
      14日(木) 午前10時~  常任委員会予備日
      16日(木) 午前10時~  一般質問 5人
      17日(金) 午前10時~  一般質問 4人
      27日(月) 午前10時~  委員長報告、採決、閉会

 初日には21年度決算、条例改正・補正予算などの議案の提案・説明がありました。人権擁護委員の推薦等に同意しました。また、請願5件・陳情1件を担当常任委員会に付託しました。
 今議会の一般質問は9人が質問しました。私の質問項目は次のとおりです。

 ○ 日本共産党・金子卓議員の質問内容 (質問全文と答弁概要
1、市内公共交通について
 (1)常陸大宮市地域公共交通連携計画 (2)市民バス・乗 合タクシーの運行計画見直しと  「庁内検討会」「循環交通システム検討委員会」「地域公共交通会議」「運輸支局の認可」等との 関係  (3) 「無料パス」の発行 
2、上水道事業にについて
 (1)水道料金基本料金、量水器使用料、加入金 (2)市の自己水源と県中央広域水道水受水
3、久慈川について
 (1)天然アユを増やす施策、水質と水量の保全 (2)辰ノ 口親水公園整備 (3)岩崎地区  築堤の今後
4、生活排水処理について
 (1)県の生活ベストプラン改定と当市の生活排水対策 (2)市町村設置型の浄化槽整備 
5、学校給食について
 (1)食育と地産地消の観点からの調理方式の見直し
6、住宅リフォーム助成制度について
 (1)住宅リフォーム助成制度導入時期

 改選後初めての定例議会(9月議会)が27日閉会しました。最終日は各常任委員長から条例改正・決算・請願陳情などの審査結果が報告され、本会議で採決しました。
 条例改正は、市火災予防条例など3件を全会一で可決しました。
 昨年度の決算審査で日本共産党市議団は、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計会計、上水道事業会計に反対しました。
 請願・陳情で、金子・堀江両議員が紹介議員となり新日本婦人の会常陸大宮支部から署名を添えて提出された「子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願」は全会一致で採択されました。
 茨城県保険医協会会長から提出された「自主共済制度の保険業法除外実現を求める陳情」は、審査を付託された総務委員長から賛成少数で不採択になったとの審査報告がされました。この陳情には共産党市議団は賛成の立場で「採択すべき」との討論をおこないましたが、賛成したのは金子・堀江両議員と内田議員のみの少数で不採択とされてしました。
 議会終了後、保険医協会に聞いたところ、以前(3月議会)に県内11自治体に提出して採択されたとことは4市、その他は継続審査や資料配付のみで不採択とされた自治体はなかったとのことでした。9月議会に向けては県内16自治体に提出して、現在までに結果が届いたのは採択が4市1町、資料配付のみが1市ということでした。常陸大宮市の不採択は特異です。総務委員会の会議録ができましたら審査の内容を報告します。
 最終日に突然、議会運営委員会で決まったと「行財政改革推進特別委員会」を設置する議案が議員提案されましたが、共産党市議団は設置に反対しました。



                
2010年第2回定例会 

第2回定例議会(6月議会)は6月1日(火)に開会され、16日までおこなわれました。。議会の日程は下記のとおりです。

   6月 1日(火) 午前10時~  開会、議案説明、一部採決
       3日(金) 午前10時~  議案質疑、一部採決
       4日(金) 午前 9時~  常任委員会
       7日(月) 午前 9時~  常任委員会
       8日(火) 午前 9時~  常任委員会
      10日(木) 午前10時~  一般質問
      11日(金) 午前10時~  一般質問
      14日(月) 午前10時~  一般質問
      16日(水) 午前10時~  委員長報告、採決


 第2回定例議会(6月議会)は1日に開会されました。初日には条例改正・補正予算などの議案の提案・説明がありました。固定資産評価審査委員会委員の選任、人権擁護委員の推薦等に同意しました。
 今議会の一般質問は8人が質問します。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。開会は午前10時です。傍聴をお願いします。
 
10日(木) 1番目は吉川美保議員(一問一答、大宮)、2番目は川上博議員(一括、御前山)、3番目は金子卓議員(一問一答、大宮)、4番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)、5番目は岡崎榮一議員(一問一答、美和)です。
11日(金) 1番目は木村久美子議員(一問一答、山方)、2番目は内田勝廣議員(一括、緒川)、3番目は野上台一議員(一問一答、大宮)です。

 ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容 (質問全文と答弁概要)  
1、予約制乗合タクシーについて
 (1)登録カードへの名前等の記載、登録者への無料試乗券の発行、利用券のバラ売 りの実施等再度質問 (2)地域公共交通連携計画の策定状況 (3)本格運行にむけ た認可申請までのスケジュール、庁内検討会での検討状況 (4)土・日曜の運行、 運行時間の拡大、市内・県外への運行、共通待合所の設置 (5)美和・緒川・御前山 地域をひとつのエリアとする運行地域の変更 (6)福祉タクシーの存続
2、大宮地域商店街の活性化について
 (1)乗合タクシー制度の積極的な活用と中心市街地               の循環バス運行等で既存商店街の活性化を再度質問
3、市民の健康増進について
 (1)健康常陸大宮21計画の第2節1生活習慣病対策の数値目標の達成状況 (2)特 定健診の受診率と保健指導率向上の施策 (3)各種がん健診受診率向上の施策  (4)子どもの予防接種(子宮頸がん、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン等)の 助成
4、生活排水処理について … 時間がなくなり、質問できませんでした(5番の質問を先にしました)
 (1)県の生活ベストプラン改定と当市の生活排水対策  (2)市町村設置型の浄化槽の整備
5、広報常陸大宮等について
 (1)広報常陸大宮の表紙 (2)広報常陸大宮等の配布方法

 6月1月に開会した第2回定例議会(6月議会)は16日、各常任委員会委員長から、条例改正、請願・陳情などの審査結果の報告があり、それぞれについて採決をおこない閉会しました。
 条例関係では、子どもの医療費無料化を現在の就学前から小学3年生まで拡大する「医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例」が全会一致で議決されました。
 請願・陳情では、継続審査となっていた「辰ノ口堰改修工事に関する請願」は採択となったものの、日本共産党の両議員が紹介議員となって提出された「米価の下落に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願」(農民運動茨城連合会・県北農民センターが提出)に賛成したのは日本共産党の金子・堀江両議員だけで、反対多数で不採択とされてしまいました。


                2010年第1回定例会 

第1回定例議会(3月議会)は3月2日(火)に開会され、19日までおこなわれました。議会の日程は下記のとおりでした。

   3月 2日(火) 午前10時~  開会、議案説明、一部採決
       5日(金) 午前10時~  議案質疑、一部採決
       8日(月) 午前 9時~  生活文教、経済建設常任委員会
       9日(火) 午前 9時~  総務、保健福祉常任委員会
      11日(木) 常任委員会予備日
      12日(金) 午前10時~  一般質問(5人)
      15日(月) 午前10時~  一般質問(5人)
      19日(金) 午前10時~  委員長報告、採決

 第1回定例議会(3月議会)は2日に開会されました。初日には条例改正・補正予算・新年度予算などの議案の提案・説明があり、請願・陳情が委員会に付託されました。新年度予算(案)は8日(月)〈総務・経済建設〉と9日(火)〈生活文教・保健福祉〉の両日、午前9時から各常任委員会で分割して審査されます。
 今議会は10人が質問します。質問順はくじにより下記のとおりに決まりました。開会は午前10時です。傍聴をお願いします。
 
 12日(金) 1番目は小森敏雄議員(一問一答、大宮)、2番目は金子卓議員(一問一答、大宮)、3番目は武石寿長議員(一問一答、美和)、4番目は野上台一議員(一問一答、大宮)、5番目は小森敬太郎議員(一括、山方)です。
15日(月) 1番目は岡崎榮一議員(一括、美和)、2番目は堀江鶴治議員(一問一答、緒川)吉、3番目は内田勝廣議員(一問一答、緒川)、4番目は川美保議員(一問一答、大宮)、5番目は柏宏明議員(一問一答、大宮)です。

            ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容 (質問全文と答弁概要) 
1、予約制乗合タクシーの実証運行について
 (1)広報常陸大宮への掲載や高齢者への説明会など丁寧な周知・広報活動 (2)乗合タクシー登録カードへの名前などの記載 (3)利用登録者への「無料試乗券」の発行 (4)利用券は1枚でも購入できるようにし、買いに来られない人への出張販売 (5)一定の年齢以上の高齢者、収入の少ない人への「無料パス」の発行
 (6)生活圏である瓜連・常北など市外にも利用できるように運行区域の拡大 (7)実証運行の期間と現在の市民バスの運行 (8)福祉タクシーの存続
2、既存商店街の活性化について
 (1)大宮地域の既存商店街の活性化の具体的施策
 (2)予約制乗合タクシー制度を積極的に活用しての既存商店街活性化
3、住宅リフォーム助成制度と小規模事業者登録制度の導入について
 (1)住宅リフォーム助成制度の導入 (2)小規模事業者登録制度の導入
4、子どもの医療費助成制度について
 (1)子どもの医療費助成の国制度創設の要請 (2)子どもの医療費助成自治体への国のペナルティの廃止の要請 (3)子どもの医療費助成の市独自での中学校卒業までの拡充
5、親水公園整備事業について
 (1)辰ノ口親水公園整備事業の第2期工事

 3月2月に開会した第1回定例議会(3月議会)は19日、各常任委員会委員長から、新年度予算、条例改正、請願・陳情などの審査結果の報告があり、それぞれについて採決をおこない閉会しました。
 新年度予算では、日本共産党市議団は一般会計の反対討論は堀江議員がおこない、
高すぎる国保税の国民健康保険特別会計(事業勘定)、後期高齢者医療特別会計は廃止を求める立場から、霞ヶ浦導水事業を前提とし大場浄水場を休止し県水受水を増やす予算を計上した上水道事業会計は金子議員がおこないました。新たに反対した戸別浄化槽整備事業特別会計では、市町村設置型から個人設置型に転換することに反対しました。
 条例関係では、「常陸大宮市犯罪被害者支援条例」が全会一致で新しく制定されま した。
 請願・陳情では、日本共産党の両議員が紹介議員となって提出された「米価の下落
に歯止めをかけ、再生産できる米価の実現を求める請願」(農民運動茨城連合会・県北農民センターが提出)は経済建設常任委員会で採決の結果継続審査になりました。この請願の趣旨は、輸入米の輸入を押さえて農業を守るべきという内容の意見書を議会として政府関係機関に提出してほしいという請願でした。堀江議員は採択を主張しましたが、公明党議員ともう1名の議員の2名が不採択とすることを主張したため多数決で継続審査としたものです。
 今議会には「永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する陳情」(日立市、日本の心をはぐくむ会代表吉村進ほか16名)が提出されました。この陳情は趣旨採択となりましたが、共産党市議団は金子議員が代表して「地方政治はすべての住民の要求にこたえるために住民自身の参加によってすすめるという観点から永住外国人にも地方参政権を付与すべき」とのべ、また「OECD(経済協力開発機構加盟の30ヶ国で二重国籍も認めずかつ外国人に地方参政権を付与していないのは日本だけになっている」ことも合わせのべ反対討論をおこない反対しました。
 また「選択的夫婦別姓を認める民放の一部改正に反対を求める意見書提出に関する陳情書」(取手市、大橋幸雄ほか4名)は採択されてしまいましたが、堀江議員が代表して「夫婦同性が原則で、別姓を認めないという現在の民放の不自由さがさまざまな矛盾生んでいること、世界では別姓が当たり前であること」を指摘、日本では国民の暮らしや権利を守るルールが確立していないひとつに女性差別面でも国際条約に反する遅れた実態が社会生活の各分野に残っており、これは日本社会の重大な弱点としてこの改善を急いで進めていくべきであることをのべて反対討論をおこない反対しました。
 「辰ノ口堰改修工事に関する請願書」は「さらに精査が必要」と継続審査になりました。
 19日の議会最終日には、農業委員の推薦を求める議案が市長より提案され、全会一致で4名(再任2人、新人2人)の女性が農業委員会委員となりました。 



       
         2009年第4回定例会 

      一般質問時間を議員の持ち時間制に!  現在は、質問と答弁で1時間
 
 常陸大宮市議会の一般質問は、質問と答弁合わせて1時間という時間制限であるため、質問を残してしまった議員、執行部の答弁がないまま打ち切られてしまった議員が数人いました。年4回しかない議員主導の大事な一般質問なのに、執行部の答弁時間の長短で議員の質問時間が制約されてしまうのはおかしなことです。各自治体で、質問時間を議員の「持ち時間制」にするなどの改善がされていますが、当議会はまだです。早急な改善を求めるものです。傍聴したみなさんのご意見をお寄せください。

 第4回定例議会(12月議会)は12月7日(月)に開会され、22日までおこなわれました。議会の日程は下記のとおりでした。

  12月 7日(月) 午前10時~  開会、議案説明、一部採決
      9日(水) 午前10時~  議案質疑、一部採決
     10日(木) 午前 9時~  生活文教、経済建設常任委員会
     11日(金) 午前 9時~  総務、保健福祉常任委員会
     14日(月) 常任委員会予備日
     16日(水) 午前10時~  一般質問(5人)
     17日(木) 午前10時~  一般質問(5人)
     22日(火) 午前10時~  委員長報告、採決


 第4回定例議会(12月議会)の初日、日本共産党議員団が紹介議員になって新日本婦人の会から提出された「子どもの医療費無料化を求める請願」の審査結果が保健福祉常任委員長から報告され趣旨採択となりました。
 「請願が求めているのは子どもの医療費の完全無料化(所得制限もなく、一部負担金もなく、入院時食事療養費も対象とする)」との保健福祉常任委員会での議論をふまえて、請願の趣旨は十分理解と賛同は得られるとした趣旨採択は、議会として大きな前進と考え、共産党市議団も趣旨採択に賛成しました。
 今後も、中学校卒業までの子どもの医療費無料化をめざし力をつくします。

 ❍ 日本共産党・金子卓議員の質問内容 (質問全文と答弁要旨
1、市の健康づくり事業について
(1)健康づくり事業に対する市長の見解
(2)国民健康保険被保険者の健康づくり ①健診受診と保健指導、健診結果説明会
(3)後期高齢者の健康づくり ①健診受診と保健指導、健診結果説明会
(4)市職員の健康づくり ①健診受診と保健指導 ②衛生管理者、安全衛生委員会
2、公共交通について
(1)地域公共交通連携計画策定業務委託の内容
(2)予約制乗合タクシー全市運行の際の運行エリアの考え方
3、霞ヶ浦導水事業と市の上水道事業について
(1)県水道基本計画構想21における当市の水需要水量
(2)水運用計画策定(案)として県水受水を増やして市の自己水源・施設を縮小させるようにしていることの問題
4、市の行政情報について
(1)開示と区分された行政情報の議員への提供
(2)事務事業推進管理表(個表)の議員への提供 
5、建設工事等の入札について
(1)1-8号線と2497号線の道路改良工事入札の経緯と結果
(2)郵便入札試行の状況と今後の方向
(3)「歩切り」実施の有無、内容

 12月7月に開会した第4回定例議会(12月議会)は22日、各常任委員会委員長から、条例改正や請願・陳情などの審査結果の報告があり、それぞれについて採決をおこない閉会しました。
 条例の改正では、共産党市議団が要求し続けてきた「国保税の減免規定」が条例に明記されました。今までの減免規定は「災害等により生活が著しく困難になった者またはこれに準ずると認められる者」と災害に限定されていました。
 今回「災害」に加えて、「失業、負傷なまたは長期の疾病等により生活が著しく困難になった者」「その他、市長が特に必要と認めた者」が条例に明記されました。市長は条例改正の提案理由のなかで、「雇用情勢が厳しい状況にあることを踏まえ、離職等により収入減となった被保険者の収入状況を総合的に勘案したうえで、必要におうじ国民健康保険税の減免をおこなう」とのべました。この中には、倒産・破産・解雇・失業などがあり、また疾病・負傷などで就業できない場合も含まれます。
 実施は来年の4月1日からで、対象者や減免の基準など詳細は同条例の規則で決められます。後日詳しく報告します。このように条例に減免規定を明記したのは、私たちの知る限りでは県内でも初めてです。
 文化センターの指定管理者として、(株)ディックスプロモーションに指定する議決が最終日におこなわれました。採決では中腰の議員もいましたが、反対討論をおこない明確に反対したのは共産党議員のみでした。指定の期間は来年の4月1日から5年間です。
 請願・陳情では、共産党の両議員が紹介議員となって提出された「八ッ場ダム中止問題について」の2つの請願書(県と国に中止を求める等の意見書を提出することを求める内容の請願)は採決の結果、賛成したのは共産党議員のみで、不採択となってしまいました。
 また、茨城県茨城県商工団体連合会から提出された「家族従業者の人権保障のため『所得税法56条の廃止をもとめる意見書』採択についての陳情書」も賛成したのは共産党の2人の議員だけで、不採択となってしまいました。
 この陳情で廃止を求めている所得税法第56条は「配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない」と定めており、中小企業者の営業と暮らしを支える配偶者や親族などの家族従業者は、その働き分・給与を必要経費と認められないことになっています。したがって、家族従業者の給与分はすべて事業主の所得とされ、課税対象となるため、中小企業の経営を圧迫してます。
 青色申告で認めているという意見も常任委員会の審査の中で出されましたが、記帳の特典は青色申告特別控除などでやり、人格にかかわるもの(56条)で差別するのはもうやめるべきです。この所得税法第56条の問題は、国会でも取りあげられ、当時の与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は「(廃止について)研究してみる」と答えています。
 いまこの運動は、全国に広がっており、9月議会でも、各地で第56条の廃止を求める意見書・決議の採択が続き、全国商工団体連合会調べでは、全国で3県議会と109市町村議会となりました。
 今議会に提出された「教育予算の拡充を求める請願」「入本郷地区集会施設建替えに関する陳情書」「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書を政府等に提出することを求める請願書」はいづれも全会一致で採択されました。


 2009年第3回定例会の金子議員の一般質問全文と答弁要旨
 2009年第2回定例会の金子議員の一般質問全文と答弁要旨